![Hydrocotyle cf. tripartita](https://fishy.wiki/img/p/ja-default-large.jpg)
詳細情報
Datasheet
水槽対応 | yes |
屋外植物 | unknown |
陸生植物の成長 | yes |
植物の成長 | very fast |
温度耐性 | 10°C / 50.00°F - 30°C / 86.00°F |
温度 | 20°C / 68.00°F - 28°C / 82.40°F |
炭酸塩硬度 | 0-14 kh |
pH値 | 5-7.5 ph |
光 | medium-high |
二酸化炭素 (CO2) | 10-40mg/lmg/l |
硝酸塩 (NO3-) | 10-50mg/lmg/l |
リン酸塩 (PO43-) | 0.1-3mg/lmg/l |
カリウム (K+) | 5-30mg/lmg/l |
鉄 (Fe) | 0.01-0.5mg/lmg/l |
一般的な説明
この小さな繊細なハイドロコティレ(Hydrocotyle)は、特にアジアのアクアスケーパーに非常に人気があり、そこではさまざまな名前で知られています。これは、最近までヨーロッパではほとんど知られていませんでしたが、2008年にタイからイタリアに、「Hydrocotyle sp. "Japan"」という名前で、そして2010年には日本からドイツに輸入されました。これはHydrocotyle sibthorpioidesに最も似ていますが、葉が深くくぼんだ三~五裂の形が最も特徴的です。綺麗な葉の形だけでなく、取引で一般的に入手できるHydrocotyle sibthorpioidesよりも手間がかからず、成長も速く、より這うような成長癖があります。強い光とCO2、栄養分の豊富な供給のもとで成長が非常に速く、侵略的になることさえあります。低い光環境下では成長が遅くなり、芽は這うよりも直立した成長習性を示します。
水族館への適格性
水槽に適しています(表を参照)。
要求と耐久性
水槽の設定自体については、Hydrocotyle cf. tripartitaは比較的簡単で、成長も非常に速いです。必要とされるCO2量は10〜40mg/lで、水質の硬度は0〜14の炭酸塩硬度です。光条件は中~高であり、温度は20〜28℃です。また、栄養塩などの摂取に関しても適切な量を供給することが重要です。
アクアスケーピング&使用法
水槽用途においては、Hydrocotyle cf. tripartitaは中景、ナノタンク、前景、群生、床面覆いとして使用されます。その速い成長速度から、アクアリウム内で希少種としては長くはとどまらないでしょう。
繁殖
この植物はランナーや挿し木によって繁殖します。水槽内で容易に増やすことができます。
生息地と分布
Hydrocotyle cf. tripartitaの正確な起源や種はまだ不明ですが、オーストラリアがその生息地である可能性が高いと考えられています。また、東アジアでも類似したHydrocotyle群が見られ、H. sibthorpioides var. batrachium(中国南部、台湾、フィリピン、ベトナム)やH. yabei(日本)などが、H. sibthorpioidesに属すると考えられています。