Taxiphyllum sp. "Spiky Moss"

Datasheet

一般的な説明

シンガポールで「スパイキーモス」と呼ばれるこれまで特定されていなかったタキシフィラム属の種は、われわれの意見では「ピーコックモス」と同一であると考えられています。

水族館適性

水族館での使用が可能です。

要求と耐久性

難易度は低く、中程度の成長を示します。水質条件に関しては、二酸化炭素（CO2）濃度が10〜40mg/l、硬度が0〜14の炭酸塩硬度、鉄（Fe）濃度が0.01〜0.5mg/l、光量が低いから高いまで、硝酸塩イオン（NO3-）濃度が10〜50mg/l、pH値が5〜8、リン酸塩（PO43-）濃度が0.1〜3mg/l、カリウム（K+）濃度が5〜30mg/l、温度が20〜28°C（耐寒性は12〜34°C）であることが理想的です（表を参照）。

水槽造景と使用法

岩や木などの硬質物に着生するエピフィトであり、ナノタンクなどで使用されることがあります。

繁殖

分割や娘株の切り取りによる繁殖が可能です。

生息地と分布

属しているのはシダ植物で、分類上はモスの一群であるヒプナモ（Hypnales）目、ヒプナケア科（Hypnaceae）に属し、属の名前はタキシフィラム（Taxiphyllum）です。