Rotala wallichii

Datasheet

一般的な説明

Rotala wallichiiは、南東アジアの柔らかいやや酸性の水域原産の優雅な茎植物です。鮮やかな紫色の花を持つ群れ植物であり、栽培は簡単ではないものの、非常に人気のある植物です。

水槽適性

Rotala wallichiiは水槽に適しており、軽いから少し硬い水を好みます。光量は1リットルあたり少なくとも0.5ワットでなければならず、濃密な色合いと成長を得るためには、CO2施肥と栄養素のバランスの取れた供給が必要です（表を参照）。

要求と耐久性

Rotala wallichiiは栽培が難しいとされ、光、CO2施肥、栄養分のバランスが重要です。硝酸塩レベルがゼロにならないように保つことが最適で、1-2 mg /リットルのリン酸塩が好まれます。鉄分と微量栄養素の供給も重要です。耐久性に優れ、最適な環境下では、鮮やかな色合いを披露します。増殖は上部と側面の芽を切って行われ、迅速に新しい根を生やして再び成長します。

水槽レイアウトと使用

Rotala wallichiiは自然水槽やオランダスタイルの水槽で使用され、中景や背景の赤いアクセント植物として優れています。最良の効果を得るためには、3〜5本の茎を同時に植え付けて密集した群れを形成すると良いでしょう。

増殖

Rotala wallichiiは切り取った部分を再植えすることにより増殖が可能で、迅速に新しい根を生やして成長を始めます。

生息地と分布

Rotala wallichiiは南東アジアの柔らかいやや酸性の水域が原産地で、水中の乾燥地帯や湿地に見られます。