詳細情報
Datasheet
最小タンクサイズ | 100 litres / 26.42 US gallons |
最大サイズ | 10.0cm / 3.94inches |
リーフ対応 | Reef safe with caution |
気質 | Docile |
温度 | 22.2°C / 71.96°F - 25.6°C / 78.08°F |
比重 | 1.020-1.025 |
炭酸塩硬度 | 8-12 |
pH | 8.1-8.4 |
一般的な説明
オービキュレート・カーディナルフィッシュは、Apogonidae科に属する魚であり、インド太平洋地域に広く分布しています。和名は、丸い形をした体と模様から「オービキュレート」と呼ばれています。
水族館適正性
オービキュレート・カーディナルフィッシュは、ほとんどの水族館に適しており、一般的にはおとなしい性格をしています。しかし、小さな魚やエビなど小型の甲殻類に対して脅威となる可能性があるため、一緒に飼育する際には注意が必要です。細かな装飾の多い水槽や小さい水槽では適さないことがあります。
飼育と耐久性
この種は比較的丈夫であり、水質の点でも幅広い範囲に適応します。おとなしい性格を持つため、より攻撃的な魚と一緒に飼育する際には慎重になる必要があります。また、最低でも100リットル以上の水槽で飼育することが推奨されています。
サンゴ礁適性
オービキュレート・カーディナルフィッシュは、注意を払ってサンゴ礁水槽で飼育することができます。ただし、他の魚や甲殻類との相性については、慎重に考慮する必要があります。
水槽設定
この種を飼育する際には、魚たちが隠れるための良い場所、例えばライブロックの間などの隠れ家が必要です。水温は22.2〜25.6度、水質のpHは8.1〜8.4、塩分濃度は1.020〜1.025とすることが推奨されています。
行動
オービキュレート・カーディナルフィッシュは通常おとなしい魚であり、集団で飼育することが推奨されます。メスが産んだ卵はオスが口内で孵化する特徴があります。
餌と食事
この種は主に小さな甲殻類や動物プランクトンを食べる傾向があり、飼育時にはそれらの餌を与えることが重要です。飼育下での繁殖も可能であり、養殖個体を入手することもできます。
ディモルフィズム
オービキュレート・カーディナルフィッシュのメスとオスは外見上の差異はあまり見られませんが、繁殖行動や卵の口内保護などの行動面での差異が見られます。
生息地と分布
この種はインド太平洋地域に広く分布しており、東アフリカからキリバス、琉球諸島まで、南はニューカレドニア、ミクロネシアのベラウから東カロリン諸島、マリアナ諸島にかけて見られます。