Cassiopea sp.

Datasheet

一般的な説明

アップサイドダウンクラゲ、またはカシオペアクラゲは、フラットなベル（頭部）が底にあるためその名がつけられました。フリルのような触手を水中に伸ばし、浮遊するプランクトンを捕え、光合成を行う藻類がその体内に収められている光を吸収します。

アクアリウム適合性

専門家向けです。広い砂地が好ましく、光合成が行われるためには高強度の光が必要です。水中の銅や高い硝酸塩を耐えることができないため、急激な塩分やpHの変化は激しい影響を及ぼす可能性があります。その毒はわずかに有毒で、人間はほとんど刺すことに気づきませんが、取り扱いや水槽のメンテナンス時には注意が必要です。

世話と耐久性

毎日の補助摂取が必要で、餌として動物プランクトンの代用品を与える必要があります。

リーフ適合性

リーフには適しません。

アクアリウムのセットアップ

水質条件: KH: 8-12、pH: 8.1-8.4、SG: 1.023-1.025、水流: 中程度、最小水槽サイズ: 113リットル、照明: 穏やかから高照度。

ふるまい

おだやかな性格で、底床に寝そべるように態勢をとっています。

餌と食事

肉食性であり、フィルターフィーダーです。

異形性

最大サイズは20.3cmです。

生息地と分布

カシオペア属の一種であるこのクラゲは、広範囲にわたる砂地を好み、浅い海域や河口域に分布しています。