詳細情報
Datasheet
最小タンクサイズ | 50 litres / 13.21 US gallons |
最大サイズ | 6.0cm / 2.36inches |
リーフ対応 | Reef safe with caution |
気質 | Docile but might be aggressive towards similar species |
温度 | 22.2°C / 71.96°F - 25.6°C / 78.08°F |
比重 | 1.020-1.025 |
炭酸塩硬度 | 8-12 |
pH | 8.1-8.4 |
一般的な説明
ポイズングビ(Gobiodon citrinus)は、インド〜西太平洋に分布する小型の魚で、最大6.0cmのサイズに達します。この種は一般的に「危険なゴビ」として知られ、穏やかでがんばり屋の性格を持っています。環境に敏感であり、穏やかな性質を持つが、同種に対して攻撃的な態度を取る可能性があります。
水族館適正性
ポイズングビは、適切な飼育環境が整っている場合には小型水槽でも飼育可能ですが、無理に小さい水槽に入れるのは避けるべきです。50リットル以上の水槽が推奨されます。他の攻撃的な魚とは慎重に管理する必要があります。
飼育と耐久性
この種は平均的な耐久性を持ち、非常にシャイで温和な性格をしているため、他の攻撃的な魚と一緒に飼育する際は注意が必要です。生きた餌を与えることで、水槽環境に適応するチャンスを高めることができます。
リーフ適正性
ポイズングビは用心深くリーフに適しており、丁寧に管理すれば問題なく飼育できますが、同種との関わりには注意が必要です。
水族館設定
ポイズングビを飼育する水槽には、Acroporaを含むサンゴが多く含まれていると最適です。この種は、Acroporaの枝の間に隠れるのが好きで、環境が充実していると産卵する可能性もあります。水質は、KHが8〜12、pHが8.1〜8.4、SGが1.020〜1.025、温度が22.2〜25.6℃で管理される必要があります。
行動
ポイズングビは非常にシャイであり、他の魚と仲良く過ごすことを好みますが、同種に対して攻撃的になることもあります。
給餌と食事
この種は小型の甲殻類(イトヨ、ミシス、アルテミア)、小型のポリプ石珊瑚(SPS)、動物プランクトン(サイクロプス、ポッドなど)などを餌として摂取します。
雌雄差と飼育下での繁殖
ポイズングビの雌雄の外見には明確な差異がありません。飼育下では、Acroporaなどのサンゴを用いて、時々産卵することが観察されています。
生息地と分布
ポイズングビは、モルディブからインドネシア、ニューギニア、東シナ海、オーストラリア、日本南部、南太平洋のサモアなど、インド〜西太平洋に広く分布しています。