Valenciennea muralis

Datasheet

一般的な説明

Mural goby（Valenciennea muralis）は、Gobiidae（ハゼ科）に属する小型の魚であり、東インド洋および西熱帯太平洋で広く分布しています。

水族館適正性

この種は水族館に適しており、水底に近い生活を送るため、底生魚としてよく飼育されます。経験と準備、そして追加の注意が必要です。

要求、飼育、耐久性

Mural gobyは平均的な耐久性を持ち、水温が22.2〜25.6°C、pHが8.1〜8.4、SGが1.020〜1.025、KHが8〜12で適切な環境下で飼育されることが推奨されます。飼育には非常に頻繁な給餌（1日4回以上）が必要です。

リーフ適性

注意を払えばリーフタンクで使用することができます。

水槽のセットアップ

Mural gobyを飼育する水槽には、400リットル以上の広いスペースが必要であり、生きた岩などの隠れ家が重要です。砂を食べる習性があり、岩が崩れないように注意が必要です。

行動

この種はふつう穏やかでありつつ、同種の魚に対して攻撃的な場合があることがあります。最初は非常にシャイであり、新しい水槽に導入されるときには、他の魚が馴染むまえに飼育する必要があります。飼育下では砂を移動することが好きです。

餌付けと食事

Mural gobyは小さな甲殻類（イカリ、ミソリ、アルテミア）、動物プランクトン（サイクロプス、ポッドなど）を食べることが一般的です。

二形性（および飼育下での繁殖）

この種には性差があり、プロの繁殖家による飼育下での繁殖が成功しています。

生息地と分布

Mural gobyは、東インド洋、西インド洋、オーストラリア、日本、インドネシア、中部/西部太平洋の広い範囲に生息しています。