Rotala rotundifolia

Datasheet

一般的な説明

ロタラ・ロトゥンディフォリア（Rotala rotundifolia）は、南から南東東アジアに分布する、沼地や川辺、低地から海抜2700メートルの稲田に見られる古典的な水族館の植物です。南部アメリカに持ち込まれた稲の種にロタラの種が混入しており、現在、そこでも広く分布しています。アクアリウム植物としては、R. rotundifoliaは1960年頃に誤ってRotala indicaという名前で最初に紹介され、その後も続く混乱により、間違いが起こり得ます。

水族館適性

（表を参照）

要求と耐久性

ロタラ・ロトゥンディフォリアは、中程度の光環境下でうまく育ちますが、強い光の下（0.66 W/l）で本来のポテンシャルと赤みを示します。窒素レベルが低く（5 mg/l）、リン酸塩や鉄/微量栄養素が高い状態で、最も美しい色を表現します。施肥の量を変えると、ピンクから黄色までの色調が出ます。ロタラ・ロトゥンディフォリアの増殖は簡単で、側枝や頂部の切り花を単純に土壌に挿し戻すことで行います。

水槽造景と使用法

微細な葉を持ち、芝生のような外観を作ります。水槽内では、中景や背景に最適で、美しい色彩で自然またはダッチスタイルの水槽で素敵なアクセントとなります。

繁殖

ロタラ・ロトゥンディフォリアは側枝を多く伸ばし、密な茂みを作ります。水面に達すると同様の成長を見せます。古い茎は簡単に挿し戻した切り花で置き換えることができます。

生息地と分布

稲田や水辺などの様々な環境に広く分布し、温帯地域では暖かい季節に外で栽培され、温暖な冬でも池で生き延びる可能性があります。