詳細情報
Datasheet
水槽対応 | yes |
屋外植物 | unknown |
陸生植物の成長 | yes |
植物の成長 | fast |
温度耐性 | 18°C / 64.40°F - 30°C / 86.00°F |
温度 | 24°C / 75.20°F - 28°C / 82.40°F |
炭酸塩硬度 | 0-14 kh |
pH値 | 5-8 ph |
光 | medium-high |
二酸化炭素 (CO2) | 0-40mg/lmg/l |
硝酸塩 (NO3-) | 10-50mg/lmg/l |
リン酸塩 (PO43-) | 0.1-3mg/lmg/l |
カリウム (K+) | 5-30mg/lmg/l |
鉄 (Fe) | 0.01-0.5mg/lmg/l |
一般的な説明
レッドルートフローター(Phyllanthus fluitans)は、アメリカの熱帯地域原産の小さな浮遊植物であり、伝統的にスパージュ科(Euphorbiaceae)に分類されていましたが、最近の研究により、この属は独自の科であるフィランサス科(Phyllanthaceae)に属するべきであることが示されました。レッドルートフローターは、サルビニア属の浮遊シダのように見えますが、いくつかの違いがあります。それは、各節に1枚の浮遊葉(交互につく葉)がある点です。赤い根の房と丸い撥水性の浮遊葉は、茎をほとんど完全に隠します。葉はしばしば凸状の中心部を持ち、葉の縁は水面と同じ高さです。好条件下では、葉わきに6枚の花弁がある小さな白い花が現れます。また、葉の色は光の強度に非常に依存します。強い光ほど、葉の茶色が濃くなります。P. fluitansは、充分なマクロおよびミクロ栄養素を必要とします。近年の観察によると、強い光の条件下(たとえば、外部でのフルサンライト)では硬水でも良い結果を収める一方、光が弱い場合にはソフトな水(約7° dGH)が適しています。
水槽適正条件
P. fluitansは水槽に適しており、育てやすい水草の一つです。詳細な条件は表を参照してください。
要求と耐久性
この水草は中程度の育てやすさを持ち、成長が速い特性があります。冬季には寒冷な気候では使用できないので、注意が必要です。
アクアスケーピングと使用法
水槽用途として水面に適しており、アクアスケーピングにおいては水面を覆う植物として利用されます。
繁殖
レッドルートフローターは非常に繁殖しやすく、サルビニア属の種と同様に分枝します。茎が非常に壊れやすいため、浮遊ポピュレーションは簡単に部分に分かれます。
生息地と分布
この植物は南アメリカの熱帯地域に自生しており、水中の浮遊植物としての生息域を持っています。