詳細情報
Datasheet
最小タンクサイズ | 300 litres / 79.25 US gallons |
最大サイズ | 15.0cm / 5.91inches |
リーフ対応 | Always reef safe |
気質 | Mostly peaceful but might be aggressive towards similar species |
温度 | 22.2°C / 71.96°F - 25.6°C / 78.08°F |
比重 | 1.020-1.025 |
炭酸塩硬度 | 8-12 |
pH | 8.1-8.4 |
一般的な説明
スリーパーバンデッドゴビーは、Gobiidaeファミリーに属し、熱帯および亜熱帯の海に生息する小さな魚であり、最大で15.0センチメートルに成長する。その分布は広く、フィリピンからソサエティ諸島、琉球諸島、南はオーストラリア南部(ロードハウ島を含む)およびラパ島、ミクロネシアまで広がっている。
水族館での適正性
スリーパーバンデッドゴビーは、適切な世話が行われれば水族館で飼育するのに適しており、世話の手間が少なく、丈夫な種である。ただし、同種に対して攻撃的な行動を取ることがあるため、注意が必要である。また、オープンな水槽からジャンプアウトすることもあるため、注意が必要である。
世話と耐久性
この魚は耐久性が高く、ほとんどの環境で健康に育つ。砂漁食のゴビーであるため、砂を濾過して餌を得るとされている。砂を濾過する習性から、サンゴが砂で覆われる可能性がある。スリーパーバンデッドゴビーは通常、ペアで暮らし、非常に小さなフラットワームを餌とする。砂や岩を再配置する習性があり、水槽内のロックをしっかり設置する必要がある。
リーフへの適正性
スリーパーバンデッドゴビーは、リーフタンクにも適しており、常にリーフとの親和性が高い。水槽内での積み重ねや砂地の再配置を通じて、活発に行動する。
水族館のセットアップ
スリーパーバンデッドゴビーを飼育する際には、砂地に適したサブストレートを用意し、岩などを配置して隠れ家や穴を作れるように工夫する必要がある。水槽内に十分な藻類を用意するか、スパイラリナなどの藻類を補充餌として与えることが重要である。
ふるまい
スリーパーバンデッドゴビーは一般的に穏やかであり、他の似た種に攻撃的になる可能性がある。水族館内でリーフや砂地を再配置する習性があり、餌としてフラットワームを追い求める。
餌付けと食事
この種は、マイクロ藻類や小型甲殻類、動物プランクトンなど多様な食物を摂取する。藻類や小型プランクトンを含むバランスの取れた食事が重要である。
異型および飼育繁殖
スリーパーバンデッドゴビーは多様な色合いの個体が存在し、同定が難しい場合がある。水族館内での繁殖は調査されておらず、詳細は不明である。
生息地と分布
この種は東インド洋、オーストラリア、インドネシア、東太平洋、中/西太平洋に生息しており、好んでサンゴや藻場で暮らす。