Priolepis aureoviridis

Datasheet

一般的な説明

イエローグリーンゴビーは、西部中太平洋のアント環礁やポンペイ島、そして東部中太平洋のハワイ諸島やジョンストン環礁に分布している。この種は、非常に秘密主義であり、一般的にはあまり目にすることはできない。

水族館での適性（可否）

イエローグリーンゴビーは、水族館に適した種類であり、平均的な丈夫さを持つが、他のより攻撃的な魚と一緒に飼育する際には注意が必要である。

飼育と丈夫さ

この種は非常に内向的でおとなしい性格を持っており、より攻撃的な魚と飼育する際には注意が必要である。新たに追加した場合は特に、1日に数回の給餌が必要であり、飼育水槽に自然な食べ物が存在すると頻繁な給餌は必要なくなる。また、この種は洞穴や岩場の多い環境で最も繁栄する。

サンゴ礁での適性

イエローグリーンゴビーは、常にリーフで安全であり、リーフタンクに適している。

水族館のセットアップ

この種を飼育する水族館は、洞窟やオーバーハングが多い環境が最適である。水槽の水質条件は、炭酸カルシウム濃度（KH）8-12、pH 8.1-8.4、比重1.020-1.025、水温22.2-25.6°Cとなっている。

行動

イエローグリーンゴビーは非常に秘密主義であり、オープンな場所で見ることは稀である。性格はおとなしい傾向にあり、他の魚に対して攻撃的な行動はあまり見られない。

給餌と食事

この種の適正な食事は、小さな甲殻類（エビ、ミイシス、アルテミア）、動物プランクトン（サイクロプス、ポッド）などである。

Dimorphism（性差）

雄と雌は外見上の違いはあまりない。人工環境下での繁殖は確認されておらず、性差などの詳細についての情報は限られている。

生息地と分布

イエローグリーンゴビーの生息地は、オーストラリアや中央/西太平洋に広がり、特に石灰質の岩礁域やサンゴ礁近くで見られる。